取り決めシート 6/8 写真は撮らない

3Pの取り決め⑥|写真・動画・録音は撮らない

「撮らない」は、撮影の可否だけでなく、スマホをどこに置くかまで決めておく項目です。「撮らない」「データを持たない」「持ち出さない」の3つに分けて書くと、守れているかを確かめやすくなります。

決まらない項目が1つでもあれば、その回は見送る。見送ることは失敗ではなく、取り決めの結果のひとつです。

更新日:2026年10月31日|3p3p.jp編集部

1決めておくこと

  • 撮影・録音は一切しない。写真、動画、音声のすべてが対象か
  • スマートフォンなどの置き場所:別室、または電源を切って預けるか
  • カメラのある機器:スマートウォッチ、見守りカメラ、車載カメラ、スマートスピーカーなど
  • 撮られたと気づいたとき:その場で止める、全員の前で削除する、誰が確認するか
  • 画像が公開された・脅された場合の相談先を、あらかじめ全員で共有しておくか

2書き込み例

下は書き方の例です。そのまま写さず、自分たちの言葉に直して、全員が声に出して読み合わせます。

撮影
写真・動画・録音はしない。冗談や記念としても撮らない
スマホ
開始前に3人とも電源を切り、玄関の袋に入れて預ける。終わるまで取り出さない
機器
部屋の見守りカメラやスマートスピーカーは、電源を抜くか、カメラのない場所にする
撮られたとき
その場で止める。全員の前で削除し、削除済みの一覧まで確認する。拒まれたら、終わりにして帰る
自分たちの欄

3決まらないときの選択

  1. スマホを預ける形にする「撮らない」と言葉で約束するより、玄関の袋や別室に置く形のほうが、守られているかを全員が確かめられます。
  2. 撮影が必要だという人がいるなら、会わない1人でも撮影を譲れない人がいるなら、その場に3人で集まらない。撮影を例外にしない取り決めです。
  3. 場所を変える部屋にカメラがある、機器が多いといった場所なら、場所を変える。
  4. 今回は見送る預けることを嫌がる、約束を軽く扱う。そういう様子が見えたら、見送ります。

この項目で揉めやすい理由

同意なく性的な姿を撮影する行為は、2023年7月13日に施行された性的姿態撮影等処罰法で処罰の対象になっています。撮影だけでなく、撮った画像を他人に渡したり、保管したりする行為も対象です(法務省)。「撮らない」という約束は、マナーの問題というより、法に触れうる行為を避けるための取り決めです。

撮影を許していた画像でも、あとから本人が望まない形で公表すれば、私事性的画像記録の提供等による被害の防止に関する法律(いわゆるリベンジポルノ防止法)の対象になる場合があります。警察庁は、性的な画像は、交際相手であっても撮らせたり送ったりしないこと、と案内しています。関係が良いときの「撮ってもいい」は、関係が変わったあとの安心を保証しません。

画像が公開されたときは、プロバイダ等に削除を求めることができ、警察にも相談できます。脅されたときは、画面やメッセージは消さずに残し、できるだけ早く警察などに相談します(警察庁)。性犯罪被害の相談は、警察の相談窓口や、全国共通の短縮番号 #8891(性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター)でも受け付けています。

よくある迷い

写真の約束は、信頼している相手でも必要?

必要です。信頼している相手ほど、「撮らない」を全員に同じ条件で決めておくと、言い出しにくさがなくなります。

自分のスマホを預けるのは不安です。

預ける先が不安なら、電源を切って自分の鞄に入れたまま、部屋の外に置く方法もあります。全員が同じ扱いにするのが条件です。

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