取り決めシート 2/8 どこまで

3Pの取り決め②|どこまでにするか

「どこまで」は、触れ合いの範囲を段階で決めておくことです。話すだけ/同じ部屋で過ごす/見るだけ/触れる(部位や相手を限る)/全員で過ごす、のように段階に分け、今回の上限を一人ずつ書きます。いちばん大事な1行は、「当日の雰囲気で広げない」です。

決まらない項目が1つでもあれば、その回は見送る。見送ることは失敗ではなく、取り決めの結果のひとつです。

更新日:2026年10月31日|3p3p.jp編集部

1決めておくこと

  • 段階のうち、今回の上限はどこか(一人ずつ別でよい)
  • 全員の上限が違うときは、いちばん低い人に合わせるか
  • 2人だけになる時間を作るか、作らないか。作るなら誰と誰か
  • 触れられたくない部位、言われたくない言葉、避けたい行為(NG)
  • 上限を変えたくなったときの手順(その場で広げず、いったん止めて全員に確認する)

2書き込み例

下は書き方の例です。そのまま写さず、自分たちの言葉に直して、全員が声に出して読み合わせます。

上限
Aさん:触れ合うまで/Bさん:見るまで/Cさん:触れ合うまで。→ いちばん低いBさんに合わせて「見るまで」
2人だけの時間
作らない。パートナーが部屋にいない時間は設けない
NG
顔への接触、乱暴な言い方、事前に決めていない相手との接触
変えたいとき
広げたいと思った人が一度止めて、全員に聞く。1人でも迷ったら広げない
自分たちの欄

3決まらないときの選択

  1. 上限をひとつ下げる決まらない理由が「ここまでは嫌だ」にあるなら、上限を下げる。見るだけ・話すだけの段階から始めて、終わったあとの話し合いで次を決めます。
  2. 2回に分ける1回目は上限を低くし、2回目に広げるかどうかを話し合う。1回目で広げたくなっても、その場では広げません。
  3. 書き出してから読み合う口頭だと言いにくい人は、各自が紙に上限とNGを書き、同時に見せ合う。先に言った人に合わせてしまうのを避けられます。
  4. 今回は見送る段階にしても上限がそろわない、書き出すこと自体に抵抗がある、という場合は見送ってよいという印です。

この項目で揉めやすい理由

範囲が曖昧なまま始まると、「言い出しにくい側」に負担が寄ります。「いいよ」は「全部いいよ」ではありませんが、その場では確かめにくく、あとで「そんなつもりではなかった」が残ります。上限を段階で言葉にしておけば、「ここから先は、もう一度聞いて」と言う根拠ができます。

上限をいちばん低い人に合わせるのは、公平のためだけではありません。上限が高い人は、低い人の「ここまで」を超えたときに、相手の表情や声の変化を見逃しやすくなります。低い人の上限は、全員が同じ地図を持つための基準です。

2人だけの時間をどうするかは、見落とされやすい項目です。パートナーのいない時間をどう扱うか、決めておかないと、不安や疑いが当日に生まれます。「作らない」と決めるのも、「作るが、戻ってから話す」と決めるのも、どちらも立派な取り決めです。

よくある迷い

気持ちが盛り上がって、上限を広げたくなったら?

その気持ちは自然ですが、その場で広げないのが約束です。一度止めて、全員に聞く。1人でも迷えば広げない。広げたい人は、終わったあとの話し合いで、次回の上限として提案します。

上限を言うと雰囲気が壊れませんか?

雰囲気が壊れて困るのは、上限を決めていない側です。決めてあるほうが、当日は安心して過ごせます。

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